前回、「マウスコンピューターのパソコン。大学生の君にとって、つよーい味方かも?!」というタイトルで、パソコンを選ぶとき、デスクトップかノートかを選ぶ際、どちらを選んだらよいかについておはなしいたしました。
今回は、どのようなノートパソコンを選んだらよいかについてお話ししますね。
なお、ノートパソコンをおすすめする理由については、前回の記事に記載いたしました。
以下のリンクからご覧ください。
mouse(マウスコンピューター)のノートパソコンの種類
mouse(マウスコンピューター)では、
- m-Book(一般向け)
- Mouse Pro(ビジネス向け)
- DAIV(クリエイティブ向け)
の3種類があります。
m-Book(一般向け)は、新技術やトレンドをいち早く取り入れた製品です。
事務的作業用はもちろんのこと、動画像などもなめらかに描画もできる性能があります。
Mouse Pro(ビジネス向け)は、パーツ毎に十分な実績のある安定した部品を厳選して使用した、品質の高い製品です。
企業の場合、最新技術よりも安定して長く使えることのほうが重要視されます。
そのため、新技術や最新のトレンドだから購入しようという企業はほとんどいません。
もし、その新技術や最新のトレンドを導入してトラブルになってしまっては仕事になりませんし。
また、長期間メンテナンスしてもらえるかどうかも導入のポイントになります。
こういった企業の要望に答えるためにできたブランドが Mouse Pro(ビジネス向け)なのです。
このような事情から、一般向けと企業向けでブランドを分けているのです。
DAIV(クリエイティブ向け)は、イラストレーションや動画編集、RAWデータ加工などを本格的に行うクリエイター向けの製品です。
本格的なイラストレーションや動画編集では、画像や動画を描画するときにパソコンの性能が必要になってくるグラフィックの描画があります。
このグラフィックの描画には、たくさんのメモリーとたくさんの演算が必要になってきます。
そのためDAIV(クリエイティブ向け)、パソコンについているCPUだけでは処理するのに時間がかかってしまうことから、グラフィックの描画するのが得意な「GPU」というものをつけて、処理能力を向上させています。
こういったグラフィック描画をメインにパソコンを使う人向けのブランドがDAIV(クリエイティブ向け)なのです。
大学の講義で使うノートパソコンはどれを選べばよい?
通常の講義で行う
- かんたんなWeb作成
- Word/Excelの作業
- インターネットの閲覧
などといった事務的作業が中心であれば、
m-Bookシリーズ
で十分です。
上記のような大学の講義で使うのにDAIVは、性能を持て余してしまいますので、選択肢から外します。
m-Bookシリーズの中でも性能がいろいろありますので、もう少し細かい選び方は次の章でお話ししますね。
講義で本格的なイラストレーションや動画を作成することがある場合のみ、DAIVを選びます。
m-Book。どの性能のものを選べばいいの?
最初に調べるのは、学校や生協で推薦しているノートパソコンの性能です。
このとき、チェックすべき項目として、
- OS
- CPU
- メモリ
最低限この3つを調べます。
さらに、購入するときにチェックすべき項目として
- ハードディスクの容量
- 液晶パネルの大きさ
- 光学ドライブの有無
も調べます。
この3つは、別途付属品を購入する必要があるかどうかを決めたり、画面の大きさを選ぶのに必要だからです。
ノートパソコンの場合、一度購入してしまうと性能をアップグレードすることはほとんど不可能に近いので、必ず確認をいたしましょう。
ただ、目安がないとどうしたらよいかわからないと困ってしまうかと思います。
以下では、一般的なWord/Excelでの作業などの事務的作業やプレゼンテーションを行うのに必要なノートパソコンの性能についてお話しします。
なお、この情報は2019年11月現在のものです。
OSについて
mouse(マウスコンピューター)で発売しているノートパソコンのOSは、Windowsです。
2019年11月現在、WindowsのOSは、Windows 10 Home 64ビットになっています。
mouse(マウスコンピューター)の直販サイトで販売しているノートパソコンは全て64ビットですので、特に気にする必要はありませんが、別のところで購入するときには、必ず64ビット版であるかどうかを確認してください。
理由は、64ビット版でないと動かないソフトウエアが今後増えることが確実だからです。
今後数年以上にわたって使うことになるパソコンです。
パソコンやソフトウエアの世界では、数年たつと大きく変わっていることが多いのです。
パソコンは決して安いものではありませんから、少しでも長持ちさせるためにも、今後主流になる64ビット版のものを購入するようにします。
CPUについて
大きく分けて、
- Celeron
- Coreシリーズ
の2つがあります。
性能を抑えて低価格にしたCeleronと、性能を向上させたCoreシリーズとなります。
CeleronのCPUを搭載したモデルでできるのは、あまりサイズの大きくないWordやExcelの操作、インターネットの閲覧といったものです。
しかし、処理能力はあまり高くありませんので、複数のファイルを同時に開いて編集したり、いくつものサイトを開いたりといったCPUに負荷がかかるようなことをには向いていないことに注意してくださいね。
講義であまり負荷がかかるような作業は行わないかと思いますが、パソコンが大いに活躍するのは、
- ゼミなどでの発表資料の作成
- 卒業論文の作成
といった、資料作成です。
このとき、パソコンの性能の問題で快適に動かないと、作成するのに多くの時間が取られてしまいます。
このような資料は締め切りや期限が決まっているものですから、できるだけストレスなく動くパソコンで作業する方が効率的ですし、精神的にも楽になります。
パソコンが重くてなかなか作業がはかどらないとなくて、卒業論文の締め切りや、発表に間に合わないということになってしまっては、何のためにパソコンを買ったのかわかりません。
最終的に、ゼミでの発表資料や卒業論文を作成するときに快適に動くことを目的にします。
従って、ノートパソコンを選ぶ際には、
Coreシリーズ
のCPUを積んであるノートパソコンを選びます。
値段の安さだけにつられて、Celeronを選ばないようにしてくださいね。
メモリについて
ノートパソコンの場合、メモリーをあとから追加するというのは、挿入場所の関係から難しいことが多いです。
もしメモリーを大きくしたいのであれば、メモリーを付け替えることになります。
メモリーが大きいと、たくさんの情報をメモリー上に置いておくことができますので、処理は速くなります。
ただし、メモリーが大きいとその分値段が高くなります。
メモリーの大きさは、予算との相談になります。
通常の作業では、
8GB
もあれば特に問題はないでしょう。
8GB以上のメモリーがあるノートパソコンを選びます。
ハードディスクの容量
ハードディスクは3タイプあります。
- SSDドライブ(含む、M.2 SSD)
- HDDドライブ
- SSDをOSをインストールするドライブ、HDDをデータ用ドライブとして使うハイブリッド型
SSDのほうが起動は速いのですが、値段が高いという問題もあります。
しかし、SSD自体の値段も下がってきていますので、以前よりは安くなっています。
HDDは値段が安く記録できる領域も大きいものが多いのですが、パソコン自体の重量が重くなるという問題があります。
SSDかHDDかは、予算やパソコンを持ち運びするときに自分が許容できる重さ、記録できる領域の大きさなどの条件によって変わってきます。
これらの条件がないとして考えた時、SSDかHDDかは、どちらを選んでもよいです。
ただし、どちらのタイプを選ぶにしてもディスク容量は最低限
256GB
あるパソコンを選びましょう。
大事なデータは別途外付けのハードディスクを用意してこまめにバックアップしておくようにしてくださいね。せっかくのデータが消えてしまっては何の意味もありませんから・・・。
液晶パネルの大きさ
液晶パネルの大きさは、見やすさに直結します。
画面は大きい方が見やすいのですが、大きければ大きいほど、パソコン自体の大きさも大きくなってしまいます。
作業用として用いるのであれば、
14型
以上のものを選びましょう。
光学ドライブの有無
光学ドライブ自体はパソコン本体についている必要はありませんが、CDやDVDからインストールする必要のあるソフトウエアも出てきます。
そのため、光学ドライブの有無は必ず確認する必要があります。
もし、光学ドライブがないパソコンについては、別途外付けの光学ドライブを購入します。
ノートパソコンを選ぶ時に一番重要なこと
ノートパソコンを選ぶ前に、考えてほしいことがあります。
それは、ノートパソコンの使用方法です。
学校などに持ち運びするか、自宅に置きっぱなしにして使うのか?
このことを考える必要があります。
なぜ、このようなことを考えるかと言いますと、持ち運びする場合には、
- 薄い
- 軽い
- 丈夫
- バッテリーの持ちがよい
- 場所を取らない
が求められるからです。
特にノートパソコンの重さは、軽いもので約1kgから重いものになると2kgを超えてしまいます。
2kgというと国語辞典1冊分ぐらいの重さです(1kgでも厚い教科書1冊分になるかと思います)。
2kgのパソコンを持ち歩くということは、常に辞書1冊分を持ち歩いているのと同じ状態です。
教科書自体書籍で持ち歩くと重いにも関わらず、それに加えてさらに+辞書1冊分を持ち歩く・・・。
これが毎回続くと結構大変だと思いませんか?
できるだけ軽い方が持ち運びしやすいのです。
ノートパソコンを選ぶときの大きなポイントになりますので、持ち運びするか、自宅に置きっぱなしにするかのスタイルを考える必要があるのです。
おすすめのm-Bookシリーズは?
ノートパソコンの選び方で、大きなポイントは、持ち運びするか、自宅に置きっぱなしにするかになります。
ここでは、先の2つのスタイルそれぞれでおすすめのノートパソコンを紹介いたしますね。
持ち運びする場合
m-Book のX400シリーズは、持ち運びを前提とした作りになっています。
重さが
約1.13kg
と非常に軽いのが特徴です。
インテルCoreタイプであれば、フル充電時の動作時間は約14.5時間とかなり長い時間持ちます。
持ち運びしやすいよう、ハードディスクはM.2 SSDが搭載されています。
種類によって、256GBに満たないM.2 SSDが搭載されたノートパソコンもありますので、購入する際は注意してくださいね。
マウスコンピューター m-Book X400シリーズの公式サイトは以下のリンクから見ることができます。
自宅に置きっぱなしにする場合
マウスコンピューター m-Book Kシリーズは、画面サイズが15.6型とm-Book X400シリーズよりも大きくなっています。
さらに、動画像やゲームもなめらかに描画できるよう専用グラフィックスも搭載しているのが特徴です。
専用グラフィックスを搭載しているとその分、値段が高くなりそうなイメージがありますが、2019年11月現在12万円を切る価格で提供されています。
ハードディスクタイプは、M.2 SSDタイプとHDDタイプの2種類が発売されています。
メモリーも16GB(M.2 SSDタイプ)、32GB(HDDタイプ)とかなり大きめのメモリーが搭載されていますので、通常の作業に関しては申し分ありません。
しかし、M.2 SSDタイプは256GBしか容量がありませんので、もし動画像編集を行うのであれば、データ保管場所として、大容量の外付けハードディスクは必須の大きさであることに注意してください。
マウスコンピューター m-Book Kシリーズ 公式サイトは以下のリンクから見ることができます。
以上使用方法によっておすすめのノートパソコンを2種類のシリーズ紹介いたしました。
サイトに表示されている以上の性能にしたいというときは、カスタイマイズ注文で変更できる部分もありますので、予算と相談の上、アップグレードしてもいいでしょう。
まずは、どのような商品かを詳しく知りたいときには、公式サイトを見てくださいね。
それでは、また。