2020年は、新型コロナウイルスによる感染の拡大や、それに伴う緊急事態宣言によって、大勢の人を集めて説明をする機会を作るのが難しくなっています。
例年ですと、夏頃に行われる大学院試験の説明会が開催されている時期ですが、今年は例年通りの説明会の開催が難しいようです。
各大学院の最新のアナウンスを日々確認してくださいね。
例年通りの説明会が開催できない2020年
例年通りの説明会が開催できないのは、「3密」になりやすいからです。
「3密」とは、
- 密閉空間(換気の悪い空間)
- 密集場所(多くの人が密集している)
- 密接場所(互いに手を伸ばしたら届く距離で会話や発声が行われる)
の3つの「密」のことです。
会議とかで集まることもそうですが、一見接触が少なさそうな更衣室といった環境でも感染が広まったのではないかという事例も出てきています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6357300
このような理由から、できるだけ人と人との接触を避けることが求められており、例年通りの説明会を開催するのが難しい状態になっています。
「緊急事態宣言」によって外出自粛がさらに重なって・・・。
2020年4月に発令された「緊急事態宣言」。
この「緊急事態宣言」は、特に感染が多い地域に発令されましたが、この発令によって、発令されていない地域への人の流入が発生しているため、独自に発令している地域もあります。
「3密」もそうですが、感染拡大が止まらない状態では、外出自粛を行い、できる限り、人との接触を避けるようにする必要があるのです。
例年通りの説明会ができないだけなのです。
「例年通り」という言葉をつけたのには、訳があります。
例年通りの説明会だと、間違いなく「3密」の条件になってしまいますので、新型コロナウイルスの感染が広まってしまう可能性があります。
ですが、逆に言えば「3密」にならないような説明会であれば、開催することができるのです。
「3密」の条件に当てはまらないような説明は、どのようなものがあるのでしょうか?
答えは、オンライン説明会です。
すなわち、緊急事態宣言で外出自粛が要請されている中、家にいながら説明を聞くことができる仕組みです。
例年通りのライブ感ある説明とまではいきませんが、このご時世の中、情報を得ることができる数少ない説明会です。
全ての大学院でオンラインの説明会があるとは限りませんが、例えば総合研究大学院大学などでは、オンラインの説明会が開催されるそうです(事前登録制)。
進学を希望する大学院の情報を日々確認して、説明会が開催されるかどうかを確認してみてくださいね。
それでは、また。