
大学院の説明会の情報はいつから?
院試に関する情報は、だいたい2月ぐらいから掲載されはじめてきます。
大学院のホームページ上に
- 試験方法の変更の有無
- 説明会の開催予定日
といったトピックが掲載されます。
早いところでは3月から説明会を開始していますが、遅いところだと7月というところもあります。
説明会が開催される時期は何かと忙しい時期でもありますが、必ず参加するようお願いします。
特に他大学に進学を希望しているのであれば、なおさらです。
同じ大学の場合、その先生も講義で顔を合わせることがある可能性も高いですし、なにより研究室がそばにあることも多いので、先輩に話を聞きに行けたり、雰囲気を感じ取ることができます。
しかし、他の大学の場合、その先生に顔を合わせることも基本的にありませんし、研究室の雰囲気も知るすべはほとんどありません。
また、大学院全体としてどのような感じかもなかなか知ることはできません。
その情報を少しでも埋めるためにも、説明会に参加していただきたいのです。
けれども、大学院の説明会の開催情報を掲載しているサイトもありますが、必ずしも自分の目指す大学院研究科の情報を掲載するとは限りませんので、必ず自分で調べる必要があります。
自分の進学を希望する大学院の説明会は、いつぐらいに行われるかを、1年前の説明会の日程を調べて、目安をつけておくとよいでしょう。
また1年前の説明会の情報から、説明会の時に願書が配布されるかどうかも確認しておくといいですね。
院試の場合、所属は研究室単位(すなわち、指導教官単位)で決めることになりますが、試験は基本的に大学院研究科単位です。
すなわち、試験の内容は大学院の研究科ごとによって決まります。
大学院全体の方針もありますので、入学したときのコースの概要を知っておくことは大学院での生活を知る上でも大切です。
説明会の内容は、
- 大学院コースの概要
- 院試の説明(試験方法の変更等は特に確認すること)
- 研究室訪問(事前に個別連絡して説明会当日に訪問するというパターンもあり)
- 相談コーナー
といった感じです。
特に研究科の改組や試験方法の変更は、入学後の研究に大きく影響しますし、試験勉強にも関わってきます。
4年生の時だと院試まであまり時間はありませんが、それでもラストスパートで変わってきますので、情報を聞き漏らさないことが大切になってきます。
また、他の大学を受験する際には、この説明会のタイミングで研究室訪問をしてもいいかもしれません。
もちろん、事前に先生に連絡を取ってから訪問するようにしてください。
学会などの日程と重なってその日は学校にいないこともあるからです。
説明会の時に研究室を訪問できる場合もありますが、説明会自体では研究室の訪問がない場合もあります。
研究室の訪問についてはWeb上でさまざまな議論がありますが、その研究を行う上で特に必要なことや研究室の雰囲気を知る上でも、院試前に訪問しておいた方がよいと思います。
研究室訪問等もありますが、まずは院試の説明会に参加して受験に必要な情報を収集しましょう。