夜空に輝く星があるから天文学は成り立つのです。

天文関連の研究室を受験する際に必須となっている科目は、数学と物理です。

実を言うと、天文学の問題が必須になっているところはありません。

東京大学の天文学専攻でも、天文学の問題は出題されますが、それでも、数学と物理の問題も解く必要があります。

ただ、天文学の問題はどのようなものかを知りたいこともあるでしょう。

ここでは、院試に出題された天文学の問題が掲載されている問題集を紹介します。

天文学関連の院試は、基本的に物理と数学!

天文関連の大学院を受験する際には、物理と数学で受験することが可能です。

むしろ、天文学関連の試験を受けられるところはほとんどありません。

東京大学の天文学専攻の院試では、天文学の試験を選択することができますが、この場合でも数学と物理を少なくてもそれぞれ1問を受けることが必須になっています。

宇宙関連のコースのある東北大学でも天文学の試験は出題されず、物理と数学の問題が出題されています。

そのくらい、宇宙を学ぶには物理と数学が大切になっているのです。

そのため、宇宙関連の大学院に進学するに当たっては、物理と数学についてマスターすることが大切になります。

 

とはいえ、天文学関連の問題演習をしたい場合があるかもしれません。

しかし、天文学関連の問題はほとんど見当たりません。

ここでは何問か問題を解いてみたいと考えている君に、問題集を紹介します。

 

ただし、大学院で必要なのは最低限、物理と数学です。

大学で学習する物理と数学をマスターした上で、やってみてください。

 

おすすめの問題集

院試の問題を掲載している数少ない問題集です。

2017年に第3版が出版され、構成が変更されています。

そのため、天文宇宙物理学・総合問題の項目も若干増えました。

天文宇宙物理学関連の掲載されているのは、「演習大学院入試問題 [物理学] 2」のほうです。

問題数が増えているので、宇宙関連の問題に触れるには十分な量です。

 

ただし、宇宙関連の研究で必要なのは、物理と数学です。

実際の研究で必要な物理と数学を固めた上で、やってくださいね。

院試は、物理と数学で勝負できますから・・・。

 

この問題集を解く時は、独学でこなすよりも、何名かと集まって自主ゼミのような形で問題を解くといいかもしれません。

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